本当の英会話を習得するために日本を出よう

   2017/03/04

大学で英語を専攻していたこともあり、英会話にはかなりの自信を持ってイギリスに渡った自分でしたが、最初の銀行でたちまち困ってしまいました。トラベラーズチェックを現金に換えようと思い、カウンターに差し出したところ、窓口の銀行員がつぶやくように言いました。

How would you like it sir?  ・・・全く聞き取れません。I beg your pardon? と尋ね、もう一度同じ発言をして貰うことで、ようやく言葉は聞き取れたのですが、何のことを聞いているのか質問の真意が分かりません。

結局分からないと言うと、銀行員は外国人特有の肩をすくめたポーズをした後、とにかくお金はくれました。

数日後同じことを他の銀行でも言われ、それでようやく「お金の内訳をどうしましょうか?」という意味だと悟りました。このときはじめて、外国で不自由なく生活するには語学力(単語や文法及び文章の読解力など)では全く不十分で、さらにプラスαのなにかがないと生かし切れないと感じました。つまり、その言葉の持つ文化的な背景や、通常時どういう場面でどういう言葉が使われ、それがどういう意味で現地人の間で用いられているかを知らなければならないと痛感したわけです。

それ以来、言葉の意味を考えることは二の次にし、場面ごとで使われる表現を丸暗記することで、英会話力はみるみる上達していきました。また、発音面での配慮も大切です。強弱やリズム、こえの上げ下げとイントネーションを意識し、声を上げるべきときはしっかりあげ、下げるときは下げるメリハリが求められます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket